「クールな愛情」/ 艶川玲生
女たちのサスペンス82巻に収録されいる作品の一つです。単独で商品化されていないのですが、とても気に入ったので紹介させてください。
通常ネタバレにならないよう、あらすじなど作品の紹介はシーモア任せにしていますが、今回はご確認いただけません。
かいつまんで言えば、娘と継母の話です。かいつまみ過ぎかしら。
「ママ母」のスタンス
自分では「ママ母」と若干茶化して称していますが、わたしは継母です。一緒に暮らした義理の娘たちと初めて会ったのは、お姉ちゃんが9才になったばかりの秋。妹は6才でした。
母親になろうと気負ったことは一度もありません。「犬や猫でも自分の家の子が一番可愛い、子供たちだって同じ」そのくらいの気持ちで暮らしていました。
でも娘たちが巣立つ時、「いつもそこにいてくれた」と言ってくれたんです。それがとても嬉しかった… だから、この作品がなんだかとても気に入ったのだと思います。
短い作品ですが、ぜひ読んでみてください。特に「ママ母」さんにおすすめです。