マンガきらりんピック

「おとな女子」へのおすすめマンガ[PR]

「楽園行きの切符を二枚」/藤田素子

わたしの楽園では、きっとピンクのお花がいっぱい咲いているでしょう

「ファミリー」「悪女(わる)」「天は赤い河のほとり」と、3作続けて好きな大作を取り上げましたが、小品も紹介していきたいと思っています。

「楽園行きの切符を二枚」はこのブログを始めるきっかけとなった作品です。こういった掘り出しモノ的な作品をおすすめしたいと思い「きらりんピック」を立ち上げました。

楽園行きの切符を二枚

あらすじなどの作品情報はシーモアの購入ページでご確認いただけます。

おとな女子が夢見るセカンドライフ

「楽園行きの切符を二枚」は、レディースコミックス誌で活躍されているマンガ家、藤田素子の作品です。

藤田素子は、実はご夫婦でマンガを共作されている作家さんなのだそうです。もう、そこからして憧れます。夫婦で共同作業ってステキですよね。

代表作は「橘屋繁盛記」や「コドモのお医者」でしょうか。わたしは、ガンコ親父と下町のマドンナが営む人形焼の老舗「橘屋」の心温まるドタバタ劇も大好きです。

「楽園行きの切符をニ枚」には、表題作の他に3つの物語が収められています。どれもセカンドライフへの夢をかき立ててくれる作品です。

前半の2作品には、とにかく羨ましい憧れのセカンドライフが描かれています。そして後半の2作品は、夢のあとさきにつながっていくような含みのある物語です。

好きなことを好きなように書いているnoteで少し詳しく触れていますが、夫はわたしより23歳年上です。独りの老後を迎えるであろうわたしには、老夫婦が一緒に始めるセカンドライフが、よりいっそう魅力的に思えるのかもしれません。

 

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写真出典:楽天市場より